前回のブログで綴ったスマホ水没事件
無事回収出来て約1週間が経過した現在も問題なく使用出来ております
とりあえず奇跡的に致命傷にならずに済んだようなので、改めて救出方法とその後の対応方法を共有して今後同様の状況に陥った方への参考になればということでブログにしたいと思います
所有のスマホ
私はワイモバイルのいわゆる格安スマホになりますが、その中では比較的上位機種(?)のOPPO Reno7📱
🇨🇳製のスマホです
これを1年半以上使用しています
バッテリーの消費は早い気もしますが、カメラの性能が高く動作も安定して速くて使用感はとても良いです
さすが中国製造2025を謳うだけあります
今回の事件をきっかけに防塵・防水性能を調べたところIP68というスペック
防塵、防水ともに最高等級のスペックを有しており、防水性能については「継続的に水没しても内部に浸水することがない」というレベルとなっています
実際、今回私はこの性能に助けられました
綾瀬川にスマホを水没させてから5時間後に救出することが出来ましたが、水揚げ後普通にラインの受信返信、写真のバックアップが出来ました
水没の経緯
早朝に綾瀬川へ釣りに繰り出し、運良く魚が釣れたので記念撮影。かがんだ状態でポケットに入れて立ち上がるタイミングでポロリといってしまいました
反省点はいくつかあります
まず魚をランディングしたその場で写真撮影したこと
携帯を触る時はなるべく水際から離れるべきだったと反省しています
特に護岸されたような場所では落としたらバウンドしてしまうので落下点でステイする形にはならないということも考慮すべきでした
草がふさふさのところではバウンドしないと思うので護岸など地質の固いエリアでは特に注意が必要だと思います
また、雨がぱらつくタイミングだったのでレインウェアを着ていたのですが、ジャケットのポケットに入れたことです
ジャケットの下には腰掛けのライジャケを装着していたのですが、そのベルトがストッパーとなりジャケット内のスマホを押し上げて落下したと思われます
収納はせめてズボン側のポケットに入れた方が安牌だったと思います
いい魚が釣れて舞い上がっている状態だったので、スマホへの意識がほぼ皆無だった故、通常収納しないジャケット側に入れてしまったと思われます
つらつらと書きましたが、冷静になれよの一言に尽きます
救出劇
落とした場所は排水機場と呼ばれる、いわゆるジャバジャバ水が排水されている水門のようなエリアでした
おまけに日本一汚いという呼び声のある綾瀬川、そして満潮に近いタイミング
というわけで落としたスマホが見える状態ではありませんでした
しかし、幸い綾瀬川は潮の満ち引きのあるタイダルリバー
中潮の日だったこともあり干潮と満潮の差は1メートル以上ありました
朝の釣りは切り上げて一旦帰宅しましたが、わずかな可能性に期待して干潮の10時半頃に現場に戻ってみました
水位は下がっていましたが、スマホが見えない状態は変わらず
天気が悪く底まで見える光量が足りませんでした
ダメ元でランディングネットで底を突いていくと無機質な固い物体に当たる箇所があったので、浮かせられないかとガチャガチャしているとスマホが裏返り目視出来たので、最後は入水して回収することに成功しました
もしスマホを落としてしまった方はそのフィールドが潮位の影響を受けるような河川かどうか調べてみるとワンチャン私のように回収出来るかもしれません
また、仮に水位の変動がなくてもネットなどで底に届くような水深であれば、丁寧に落としたであろう場所をズル引きするイメージで底を感じればツルッとした底質からスマホの在処を突き止めることが出来るかもしれません
スマホは175gとかあるので流れの強い場所でも意外と落ちた場所に留まっていることが今回わかりました
私は今回入水して最終的に回収しましたが、足を滑らせてしまうような底質の場合もあると思いますので、無理をしないように注意するのと万が一に備えてライフジャケットの着用は必ずしましょう
回収後の対応
今回の場合、回収した段階でスマホが使えたのでバックアップを取り急ぎ行いました
ネットなどの情報では電源を落とすのが最初にやるべきことと記載されているものばかりでしたが、一度電源を落とすと再度起動出来ないような気がしたので取り急ぎ写真のバックアップを行いました
その他のアプリやデータは昨今のテクノロジーは大概オンライン上に存在するので、引き継ぎは写真ぐらいでした
マメな人であれば写真もバックアップされていたりすると思うので、その場合データの損失はほとんどないと思います
なので危険を冒してまでスマホの回収を試みる必要もないかもしれません
私はマメじゃないので全然写真のバックアップは取ってませんでしたが、正直回収できなかったら最近の写真を失うだけだしスマホ買い替えでもいいか、ぐらいの気持ちで回収に向かいましたし、回収後もそのまま使ってみました
帰宅後、バックアップを取った後に電源を切り、マニュアルに従って対応
防水/防塵に関するご注意 | OPPO Reno7 A OPG04 | オンラインマニュアル(取扱説明書) | au
水没後、スマホを振るなというネット情報もありますが、OPPOのスマホは中の水分を出すために振ってくださいとのこと
たしかに振ったら水が出てきました
また、SIMカードは取り出して水分を拭き取るなどのネット情報がありますが、こちらのマニュアルではSIMトレイは開けずにピンの穴を拭き取るのみでOK
パッキンで封止されているので、パッキンが機能していれば水は入らないようになっているようです
このようにいくつかネット情報として出回っている一般情報とマニュアルの手順にいくつか違いがありましたが、マニュアルに従ってスマホを振って水分を可能な限り出して拭き取り、シリカゲルとともにジップロックにぶち込んで約1日放置しました
そして電源再投入
問題なく動作しました
充電で逝くパターンも多いようですが、異常なく充電も出来ました
まとめ
①OPPO Reno7の防水性能は汚い川の流れの強いエリアに5時間沈めても問題なく動作する
②釣った魚の写真撮影と撮影後の収納は水辺から離れて落ち着いてしよう(これはほぼ自分への言葉です笑)
③水没してしまっても潮位などによる水位変動で救出出来る可能性が上がる。ただし、こまめに写真のバックアップを取っていれば救出出来なくても実害は意外と少ないので無理な救出活動はやめましょう
④水没したスマホのリカバリーはネット情報よりもまずはそのスマホのマニュアルに沿った対応がおすすめ
今回の私の一連のドタバタ劇の詳細の共有により誰かしらの役に立つと幸いです