昨今のあまりに不甲斐ない釣果を深刻に受け止め、この度レクチャーガイドを受けてみることにしました
釣行頻度の高い房総リザーバーでガイドを探すと、ZPI関係の人達が何名か亀山湖で比較的リーズナブルなお値段でガイドをされているようです
そのなかで巻きモノ、カバー撃ちが得意な木村竜渉さんに今回ガイドをお願いしました
申し込み~ガイドを受けるまで
予約はインスタでガイド可能日を確認してDMを送る形でした
ガイドの予約が取れれば、木村さんから当日のテーマの確認が入ります
具体的な目的があれば、リクエストした方が良さそうです
私はカバー撃ち~何から釣りがうまくなるために必要なこと全部教えてと、無茶な依頼した結果、当日話しながら進めましょうという流れになりました笑
ガイド当日(集合~テーマ確認)
出船時間につばきもと桟橋のボートの前で待ち合わせ
ヘリーハンセンのロゴが入ったボートなので、すぐわかりました
ご挨拶を済ませ、荷物を積み込みガイド開始となりますが、まず1時間近くかけてカウンセリング
まずはテーマの確認
正直に友人との釣り対決で負けまくってる状況を自分の好きな釣り(ハードルアーやカバー撃ち)で打開したいとお悩み相談したところ、、、
木村さんから、
「それはあきらめてください」
勝負となるとライトリグの方が圧倒的に有利です。10回やって1回勝てたらいい方じゃないですか
バスの群れに大きいルアーと小さいルアーを投げたら小さいルアーの方が単純に喰わせられる率が高いです
ただ大きいルアーは特定の条件下やサイズを選びたい時には有効な手段です
それでもベイトで釣り勝つにはそのフィールドを人より熟知していて緻密に攻められないと難しいです
とのこと
私の野望が散った音が聞こえました笑
じゃあスピニングで堅実な釣りを教えてほしいかというと、答えはNO
木村さんの釣りスタイルを最大限学ばさせていただくことに
どちみち木村さんのガイドは基本スピニング禁止だそうです←こういうの好きです笑
タックルチェック
テーマの確認が終わると次は私のタックル確認
まずは巻き物用のMLロッドにナイロン10lbがセットされたベイトタックルについて、ナイロンよりフロロの方が立木などのストラクチャーが多い亀山では適しているとのアドバイスがあり、見直しが必要なことを確認…
続いてフックセレクト
MHにテキサスをリグりましたが、フックセット方法、フック選択について、それぞれバスの口の中でどのようになるのか、その結果どういったものを選べば良いのかご教授いただき、こちらも見直しが必要なことを確認…
結論、ナローゲイプのオフセットが必要になったのですが、適したナローゲイプのオフセットをまったく持っていないことが発覚
木村さんにお借りしました
今回はテキサスをメインにやるということでワームは自分の好きなワームで良いとのことで、アイマのリザードクローをセットしてようやく準備完了
こんな調子でここまで1時間ちょっとの座学も兼ねた準備
あまり詳細を書くのは営業妨害になってしまうかもなので書いていませんが、とにかくめちゃくちゃ勉強になります
とりあえず座学だけで半日は余裕で行けそうな感じです笑
あとリンクスのMH&14タトゥーラに7gのテキサスをセットしていたのですが、
木村さんから、
このリールで投げるのは結構しんどそうですね
これを使ってみてください
とお借りしたのが
ZPIのアルカンセRGC NS
後述の実釣ガイドはこれで釣りしていくのですが、キャストフィールがめためた気持ちええかったです
いよいよ実釣ガイド
つばきもとボート~医院下にかけてのカバー&地形変化をテキサスで釣っていく形でガイドは進行
ブレイクラインの水深5mの位置にあるスタンプに引っかけて誘ったりするのですが、まあなかなか思うようにいくわけもなく、ロッドワークから始まり、ラインの扱い方をご指導いただきながら、徐々に感覚を養っていきます
続いてカバーも狙いどころ、アクションの付け等のご指導いただきながら撃っていきます
が、、、
11月の亀山は1年の中でも特にベリーハードモードらしく、釣れない時間が続きます
その間も座学の続きのような形で終始話は絶えず、様々な疑問点ひ丁寧に答えてもらえて、時にはホワイトボートを使っての解説もあり、逆にじっくり聞けて良かったかなとさえ思いました
そんな濃密な時間を過ごした結果、ちょうど脳内のメモリも空き容量がなくなってきたタイミングでラスト1時間
正直、難しいという話だったので釣果はあまり期待していなかったのですが、遂にコンコンというアタリが!!
聞いてみると重みを感じたのでおもいっきりフッキング!!
したらリールフットからリール外れた!笑
(自分の締め不足)
途中からラインを手繰る漁みたいなランディングになりましたが、無事キャッチ!
ご指導がなければ、絶対に出会うことのなかった魚でした
今回学んだフックセットでフッキングもバッチリ
オフセットフックを完全にワームに埋め込んでたので、正直フックポイントがちゃんと出るのか少々不安でしたが、完全に杞憂に終わりました
それどころかフッキングを遅らせ過ぎたのか飲み込まれてしまいました
そこで木村さんに勧められたのが
これでフックを切断する
フックは殉職しますが、最小限のダメージでバスをリリースすることが出来るのでめちゃいいです
おかげで楽しませてくれたバスに大きなダメージを与えずにリリース出来ました
その後は連発とは行かず4時ギリギリまで釣りをやりきり、ストップフィッシング
いつも以上に集中したからか、だいぶ足にキテたようで上がってからフラフラでした笑
まとめ
とにかく勉強になりました
今後、結果が出なかったときに立ち戻るべき原点が出来たようにも感じました
なんでもいいからバスをとにかくたくさん釣りたいという方にはもしかしたら少し毛色が違うかもですが、バス釣りをもっと学びたい、うまくなりたいという方には金額以上の学びがあると思いました
とにかくオススメということです
余談…
ボーナス前借りで買っちゃった…
早く投げたい
タックルデータ
ロッド:リンクス 68CMHJ (フェンウィック)
リール:アルカンセRGC-NS (ZPI)
ライン: エクスレッド 14lb (東レ)
ルアー:リザードクロー (アイマ)
#レッドバグ
リグ:テキサスリグ 5/16oz
フック:ゼットカスタム 3/0 (カルティバ)