スピナベさんと同船した4/3の片倉ダム釣行にてタックルのお勉強という裏テーマで、少しタックル交換させてもらい使用感の違いを確認してみました
今回確認したのは以下になります(上側:自前、下側:スピナベさんから拝借)
ブレイゾン632LS
vs
エアエッジ642ULS-ST・E
クロノス662LS
エアエッジ682ML+S・E
vs
ブレイゾン651MS-V
レバンテ F3-66LV
vs
エアエッジ701MB-G・E
まず
ブレイゾン632LS
vs
エアエッジ642ULS-ST・E
クロノス662LS
現在ライトリグ用として使用しているブレイゾン632LSに物足りなさ感じている私にとってもっとも興味深い比較検証
ソリッドティップ仕様のエアエッジ642ULS-ST・E
ティップがルアーに追従する感触を体感
ずる引きした時のボトムの地形に追従する感覚はチューブラーのそれとは明らかに異なり、ボトムの感触がとても分かりやすく感じました
冬などのボトムをねっとり攻めたい時には圧倒的にリグを扱いやすいと感じました
もう一方のクロノス662LS
正直、ソリッドティップのエアエッジを使ってみて、次買うならソリッドティップだなと思ってたんですが、クロノス662LSも負けじといいロッドでした
現在所有のブレイゾン632LSと比べて操作性、感度ともに優れていると感じました
エントリーモデルのブレイゾンが汎用性を持たせた(?)ことにより、レギュラーテーパーよりなロッドなのに対してクロノス662LSはファストテーパー、それゆえリグを操作しやすいように感じました
もしかするとブレーディングXが巻かれたことによってネジレが抑制されていることも操作性の良さに貢献してるのかもしれません
張りがあって感度もよく感じました
3インチ長いことでラインスラックを作りやすいことも良かったです
比較検証結果としては、エアエッジ642ULS-ST・E、クロノス662LSともにブレイゾンよりハイクオリティなロッドであることははっきりわかりました
エアエッジ642ULS-ST・Eとクロノス662LSの比較はソリッドティップのエアエッジの方が地形変化をじっくりねっとり攻めるのに向いていて、クロノスの方は操作性が良いので広範囲にボトムを泳がせるようなテンポの良い釣りに向いてるように感じました
ライトリグ用ロッドの買い替えは心の中でソリッドティップに内定していたのですが、今回の比較検証で難しくなりました…
結局、どんな釣りをしたいかだな…
続いて
エアエッジ682ML+S・E
vs
ブレイゾン651MS-V
現在、パワーフィネス(ほぼやらんけど)とライトプラグ用で使用している我が愛刀エアエッジ682ML+S・Eとスピナベさんの便利ロッド、ブレイゾン651MS-Vの実釣比較
エアエッジのパワーはML+、それに対してブレイゾンはMですが、正直パワーはほぼ同等に感じました
テーパーはエアエッジの方がファストテーパーでブレイゾンの方が懐が深い印象
なのでスモラバなんかの操作感はエアエッジの方が向いていて、ライトプラグなんかはブレイゾンの方が使い勝手がいい気がします
正直、比較した感想としては上記ぐらいで特性が結構似ていて甲乙付けがたく感じました
これも結局やりたい釣り次第かなと
自分の釣りのスタイル的には困ったことにブレイゾンの方が合っている気はしました…
そして最後に
レバンテ F3-66LV
vs
エアエッジ701MB-G・E
私の巻き物ロッドレバンテ F3-66LVとスピナベさんのグラスロッド、エアエッジ701MB-G・Eの比較
グラスロッドの使用感が焦点になります
使用経験のほぼないグラスロッドですが
感度について、ダイレクトさはカーボンと比べて少ないのは噂通りで、一層巻かれた感じ(実際巻かれてる)で少し遠くで響く感覚というのが私の限られたボキャブラリーによる表現力の限界です
ダイレクトさが損なわれる分感度は多少損なわれるとは思いますが、巻き物の感度と考えるとあまり問題にはならないように思いました
それよりもダイレクトさが軽減されることで抵抗感が弱まり、ストレスなく巻き続けられることのメリットの方が大きいように思います
そして個人的に感動したのはルアーを巻いてる時は思ってたよりも曲がらずファストテーパーぽいアクションのため操作が良いことでした
魚が掛かったりして負荷がさらにかかるとベリー辺りから曲がるという可変テーパーのからくりになってるらしく、とても操作性が良かったです
思っていた以上にグラスロッドの使用感が良かったというのが正直な感想です
しかし、ロッド自体が重くなる、そしてキャスティングも少しクセ(ワンランクパワーが上な感じ?)があり、好みが別れる部分なんだろうなと
レバンテとの比較については、エアエッジ701MB-G・Eがとてもいいロッドであることはわかりましたが、使いなれたレバンテが軽くてダイレクト感があり、自分的には好きかなという印象です
どっちがいいとかではなく、好みなんでしょうね
ちなみにスピナベさんもレバンテは好評価でグラス的な(?)要素を感じたとのこと
レバンテのカーボン含有率は90%で10%はグラスという仕様を数投していい当てるタックル観には恐れおののきました
以上がタックル交換会のレビューになります
新しいロッドを検討するとき、店頭で触っても思いっきり曲げたりできるわけでもなく、実際の使用感は買ってみないとわからないことがほとんどだと思います
こういう事前に人様のタックルを借りて投げてみるのはとても参考になります
釣り仲間からじゃんじゃん借りて投げ比べてみることをオススメします
P.S.
スピナベさんのロッドスタンド
ようけ持っとんのー
かっこええのー