今回は自分がハードルアーの釣り(横の釣り)にメインで使用しているメガバス・レヴァンテF3-66LVについて語りたいと思います
メガバス・レヴァンテとは
元々アメリカで販売されてて、クリス・ザルディンとかいう外人がトーナメントでも使用していたロッドで、日本向けにも作ろうぜということで開発されたようです
F3-66LVの品番の見方
メガバスロッドの品番の見方はなかなかクセが強いです
Fはロッドのパワーを表していて、フォースと読むようです(スターウォーズかな?)
F1=ウルトラライト
F2=ライト
F3=ミディアムライト
F4=ミディアム
F5=ミディアムヘビー
F6=ヘビー
F7=エキストラヘビー
メガバスのロッドには他にもF0=スーパーウルトラライトやZ=マキシマムヘビーなどあるみたいです
マキシマムヘビーはおそらく鉄パイプでしょうね
なのでF3はミディアムライトクラスになります
66は長さになりますので、6フィート6インチということになります
LVはレヴァンテを表します
超低レジン化という特徴
ブランクスの接着剤などのレジン(樹脂)を最小限に抑えたというのがこのロッドのこだわりのようです(贅肉を極力落としたという表現がしっくりくるかもです)
見た目もティップ~ベリーまで無垢のブランクスのようなデザインになっていて、バットはペリドットメタリザードという誰もわからないカラー名の塗装がされています
その結果、なかなかかっこいいです
そして肝心の機能面における特徴は、まず軽さ
66のMLクラスで100gは他社の同等のロッドにもヒケを取らない軽さになっています
いにしえのロッドFVR-60CMLJを元々使っていた身としては、このロッドを使い始めて軽さは正義だと感じました
テンポもキャスト精度も上がりました
元々使ってたジャスト6フィートのロッドよりも長くなったにも関わらず、キャスト精度が上がるという現象はメガバスのテクノロジーによるものなのか、軽さがもたらすものなのか、私には到底判断はできませんが、いい買い物であったことは間違いないです
もう1つの超低レジン化の恩恵が感度にあるようです
カーボン含有率は90%で他と比べるとそれほど高い数値ではなく、価格帯的にもおそらく低~中弾性カーボンがベースになっているかと思います
超低レジン化設計によって、それを補い、感度を上げているというのがこのロッドの特徴になるようです
実際、使ってみた感覚としては番手的にも使い方(ハードルアーメイン)的にも感度を重視した釣りではないのでわかりにくいのですが、ダルダルな感じはなく、適度に張りもあって感度は悪くないように感じます
その他の使用感
66という長さはジャーキングする際にやや長いかもと思いましたが、軽さも相まってかあまり違和感はないです。
ルアーは5gぐらいからストレスなく投げれます
テーパーは素直なレギュラーテーパーで良く曲がり、巻物に持ってこいのロッドです
釣り上げた時に針の掛かりが浅かったりすることもありましたが、ランディングまで至れたのはこのロッドの粘りが効いていたのかもしれません
結論
巻物に適したテーパー、粘りでありながら、適度な張りと軽さで感度もよく、とても気に入っています。値段も良心的であることを考えると、とても良いロッドだと思います。
トップやクランク、ミノーにはこのロッドで当面困らなさそうです。
スピナベなどにも現在使用していますが、太軸シングルフックのルアーにはもうワンランクパワー(今回はフォースというべきか)のあるロッドの方が適しているように思うので、今後追加投資が出来るタイミングを虎視眈々と窺っておきたいと思います
May the force be with you…